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財務革命

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序文より

「会社の財務制度・仕組みが不備なことにより、罪人、犯罪者を作りだし てはいけない。在庫商品の横流し、売掛金集金して流用、現金の抜き取り、 領収書の改ざん、社用車の個人使用等々、これは社員だけが負う責任ではなく、このことを許している経営者の責任であり義務である。」
棚橋先生は講義の中でそう言われた。この言葉が、重く、私の心に残った のはもう 20 年前のことである。

“人のための財務” “人を守るための財務”、その能動的な定義に同感したのである。
経営者は過去を総括して現在を捉え、知力をしぼって、未来を観る。そこには、社長一族だけではない、社員の家族も、得意先に繋がる人たち、仕入先に連なる人たちの顔が見える。この厳しい日本の時代を、共に闘う同志である、信じ合う仲間である。“守る”のも財務であるが、“攻める”のも財務 である。生活がかかり、命がかかり、共に進む、だからそれが見えるのだ。それを財務という。その舵取りを経営者が行う。その判断を支えるのが、財務である。

経営を支えるもの、経営の方向性を指示するもの、それが財務である。 財務は税務署に提出する申告書の決算書を作成するものではない。それは 「税務会計」という。これは税務署に提出するための会計であり経営者の役 には立ち辛い。
経営に意味をもたらすのは、決算書ではない、試算表である。先月の経営成果を表した月次決算書である。税務署に提出する決算書は事業年度終了後 2ヶ月後に出来上がる。そんな古新聞に意味はない。先月の経営成果を翌月初に見る、そこに意味が有るのである。では、試算表を基に、月次決算はど う実践すれば良いのか? 月次決算検討会を開催し、何を見なければならないのか?

今回、師匠である棚橋隆司先生とこのような形で共著の出版ができ、この上ない幸せです。まさに時代に感謝です。本書が、私の講演を聴かれた方々 にとっての経営に役に立つように心からお祈りし、戦略的な財務の確立がで きることを心よりお祈り申し上げ、応援のエールをお送りしたいと思いま す。」

私は今もこの「始めに」を書いた時からこの想いは変わっていません。 中小企業に社員・得意先・仕入先関係者が、命を預け、未来に夢を見、その家族の生活を預けているのです。経営者はその重さを知らなければならない。それは、経営内容の確実な把握、誤ることなき判断の継続である。そして、それを担保するのが、財務である。

“棚橋財務”よ、永遠なれ!

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